宮城スバルグループの文具・消耗品購買の管理徹底に承認機能を活用
企業データ
| 会社名 | 宮城スバル自動車株式会社 |
|---|---|
| 従業員数 | 280名 |
| 会社設立 | 昭和34年5月 |
| 資本金 | 8,000万円 |
| 所在地 | 宮城県仙台市宮城野区日出町1丁目5番26号 |
宮城スバルはお客様のカーライフをさらに愉しく、実り豊かなものにしていく為に、宮城県下で新車１２店舗 中古車６店舗を展開しております。
スバルというクルマを通じて、お客様とのひとつひとつの出会いを大切にし、１人でも多くのお客様にスバルの魅力を伝えていく為に、地域に密着した営業活動をおこなっております。
今回は総務部の鈴木様にウィズカウネットの導入の経緯と購買管理の取組みについてお聞きしました。
導入の背景
弊社では平成21年4月より「宮城スバル自動車」を統括会社として、6つのスバルディーラーで東北地区（青森・岩手・秋田・山形・宮城・福島）に事業を展開する新たな経営体制をスタートいたしました。新体制をたちあげるにあたり統括会社と事業会社の役割を明確にし、特に本社部門においては、事業会社で個別に行っていた業務を統括会社に移管し、業務の効率化・集中化を行うなど、グループとしてスリム化を実現しました。
体制を新たにする一方、文具・消耗品の購買はそれぞれの会社のルールにもとづいていたため 各部門の予算にもとづいた購入や本社部門による一括購入など運用はまちまちでした。従って、各部門までの購買状況の把握や予算消化の管理がまったくできない状況でした。
また事業会社の本社への業務移管にともない、事業会社本社部門のスタッフは「宮城スバル自動車」へ出向となり、各事業会社の人数も削減されたため、日々発生する文具・消耗品の購入について効率化・簡素化が求められることとなりました。
導入のポイント
購買の効率化・簡素化を高める方法を検討した結果、弊社の導入のポイントは3点にまとめられました。
- 1．簡単に各社の購買を統一できるツールであること。
- 2．各社の購買状況を把握できること。
- 3．承認機能による無駄な購入の抑制ができること。
折りしも、同じスバルのグループであるスバルリビングサービスがウィズカウネットの代理店をされていたこともあり、弊社のニーズに適した提案を受け、東北地区スバルグループのやりたいことが実現できるツールとして、有効活用できると確信し、導入を決意いたしました。
簡単に導入でき、かつ購買状況を把握でき、そして承認機能を活用できるツール、それがウィズカウネットでした。
特に、承認機能に関しては、各拠点長と統括会社責任者を承認者として2段階の承認フローを設定し、購買目的が不明瞭な商品の購入については、「本当に必要な商品なのか」確認を行うことで、購買担当者へのコストの意識づけをおこないました。
今後の取組み
実際に2段階承認の取組みにより、無駄な購買は減っているかと感じております。しかし、部門ごとに本当に適正な購買であるか数字として把握しきれてはおりません。今後は、ウィズカウネットの購買データのダウンロード機能を活用し、規模ごとに「購買金額・予算はどの程度が適正であるか」といった分析の必要性も感じております。
また、「エコアクション21」という活動を東北地区スバルグループで行っており、スローガンの中に「事務用品の購入の際はグリーン商品の購入を進んで購入をする」という標語がございます。
今後は購買データを活用し、各部門にグリーン商品比率を提供し、更にグリーン商品の購入推進を行っていきたいと考えております。
